今日は
「エラーの反応」
というテーマに触れてみたいと思います。
 
 
①失敗した時の反応を脳波で測定してわかったこと
②ある信号が強い人は「成長」するタイプ
③測定器がなくても「測定」する方法
 
 
人は何かを失敗したときに
「どんな反応」
をするでしょうか?
 
 
それを
「脳波の測定」
で分析をした研究があります。
 
 
その反応で
「人は2つのタイプ」
に分かれることが明らかになりました。
 
 
「失敗を前向きにとらえられる人」
は特定の脳波が出ているようです。
 
 
行われたのはこんな研究です。
 
 
ミシガン州立大学の心理学者
「ジェイソン・モーザー氏」
の研究です。
 
 
ボランティアの被験者に
「脳波測定キャップ」
をかぶってもらいました。
 
 
失敗をした時
「脳内でどんな反応が起きるか」
を測定するためです。
 
 
注目すべきは
「2つの信号」
にあります。
 
 
A 陰性電位
B 陽性電位
の2つです。
 
 
Aの信号は
「失敗に気付いた瞬間」
に発せられる自動的な反応です。
 
 
Bの信号は
「失敗に意識的に着目」
したときに発せられる反応です。
 
 
この信号がより強い人ほど
「失敗から素早く学ぶ」
傾向があることがわかりました。
 
 
Aの自動的な反応は
「誰でも出る反応」
です。
 
 
この信号はほとんどの人に
「大差がない」
という結果になりました。
 
 
これは
「間違えた!」
と気づけば起こる反応ですから当たり前です。
 
 
しかしBの反応は
「意識」
して起こるものなので大きな差が生じました。
 
 
「成長型マインドセット」
の傾向がある人がより強く反応を示したのです。
 
 
※成長型マインドセットとは
「知性も才能も努力によって伸びると考える。
先天的なものがどうであれ、自身で資質を高めることができると考える」
 
 
実に
「3倍」
の違いが生まれました。
 
 
ここから
「成長する人」
「成長しない人」
がわかります。
 
 
「間違いに気づく」
というところまでは一緒です。
 
 
成長しない人は
「その後、間違いを無視する」
という行動をとります。
 
 
Bの反応が現れないというのは
「間違いに着目していない」
ということです。
 
 
一方で成長する人は
「間違いにしっかりと注意を向ける」
という行動をとります。
 
 
Bの反応が強い人は
「失敗の後の成功率」
に違いが表れています。
 
 
「失敗への着目度×学習効果」
には密接な関係があることが分かっています。
 
 
ここに
「人の見極め」
へのヒントがあります。
 
 
「脳波測定キャップ」
を全社員や面接に来た人につけることはできないでしょう(笑)
 
 
次の
「4つのステップ」
で測ることができます。
 
 
これは私が
「企業研修/ビジネストレーニング」
で必ず取り入れている内容です。
 
 
①少しだけ高いハードルの課題を設定する
②チャレンジさせ失敗をする
③失敗へフィードバックをする
④フィードバックへの反応を見る
 
 
ここで
「フィードバックに対して良い反応」
を示した人は、今後伸びる人材と断言してよいです。
 
 
普段の指導
採用面接
でも活用できる手法でしょう。
 
 
簡単にできる
「4つのステップの事例」
をご用意しています。
 
 
ご活用したい方は
【お問い合わせフォーム】
よりご連絡をいただければ共有させていただきます。
 
 
件名に
「4つのステップの事例」
と入れてください。
 
 
今日は
「エラーの反応」
というテーマに触れてみました。

著者:
行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人